MillenVPNにて、 Unable to connect to the VPN server. が発生した場合、お客様の環境がVPN接続を許可するように構成されていないことが考えられます。(エラーコードが表示される場合は809あるいは87)
Windows Defender、クライアントとサーバー間のファイアウォール、セキュリティソフト、NAT、ルーターなどのいずれかがVPN接続を許可しない設定になっていないかご確認ください。
また、「VPN Connection Failed 値をNullにすることはできません。パラメータ名:device」のエラーが発生した際は、後述する『上記の手順において解決しない~場合』のVPNプロトコルを「WireGuard」もしくは「OpenVPN」への設定変更をお試しください。
①例外への追加
- デバイスのコントロールパネルから「Windows Defender」の項目を開き、「Windows Defender ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可」をクリックしてください。
- 下記画像の通り①「設定の変更」もしくは②「別のアプリを許可」をクリックし、③にて「MillenVPNアプリ」を参照、④「追加」をクリックしてください。
- 下記画像の通り「MillenVPN」が一覧に追加されるので、⑤のチェックを入れ、⑥「OK」をクリックしてください。
- 1の画面に戻り、「Windows Defender ファイアウォールの有効化または無効化」をクリックすると下記画面となるので、「Windows Defender ファイアウォールを無効化する」にチェックを入れ「OK」をクリックしてください。
②UDPポート500番、4500番の設定変更
- MillenVPNにログインし、左側メニューから設定(歯車マーク)を選択してください。
- 「接続」タブをクリックし、「VPNプロトコル」をご確認ください。
- 環境の確認
VPNプロトコルが「IKEv2」(初期設定)となっている場合、UDPポート500番、4500番へのアクセスがファイアウォール、セキュリティソフト、ルーターの設定によって許可されているかご確認ください。許可されていない場合、設定の変更をお願いします。
上記の手順において解決しない・②の設定変更が難しい、もしくは下記エラーが表示がされた場合は
③VPNプロトコルを「WireGuard」もしくは「OpenVPN」にご変更の上、再度接続をお試しください。
- 上記手順にて解決しない / 設定変更が難しい
- ルーター設定変更が行えない or 別デバイスによるIKEv2接続の利用可否を確認できない。
- 接続時に「VPN Connection Failed 値をNullにすることはできません。パラメータ名:device」のエラー表示がされる。
③プロトコルの変更方法
MillenVPNアプリの「接続」タブ内の「VPNプロトコル」項目から「WireGuard」もしくは「OpenVPN」にご変更の上、再度接続をお試しください。
VPNプロトコルの変更でも改善が見られない場合は、下記ページを参考に「MillenVPN Native」で接続可能かご確認いただきますようお願いいたします。
【Windows 11でMillenVPN Nativeを使う方法】
https://support.millenvpn.jp/768
【Windows 10でMillenVPN Nativeを使う方法】
https://support.millenvpn.jp/771
MillenVPN Nativeで接続可能な場合:アプリに関連した原因がある可能性がございます。
MillenVPN Nativeでも接続できない場合:お客様のご利用環境(通信回線や端末)に原因がある可能性がございます。